現在の取り組みについて

つだ薬局代表の薬剤師「エンゼルみわちゃん」こと津田美和子(コミュニティ・ソーシャルワーカー:CSW)による地域課題に関する取り組みの実際をご紹介いたします。
with 地域の社会資源」で取り組んでいます。

1.近隣クリニックとの連携

しぇあノート

近隣クリニックとのスモールな連携を通じて、本人・家族、地域の方々を支えていきます。
しぇあノートなど、クリニックとの情報共有のツールを使いながら、クリニックと情報共有を行います。
毎月1回、M&Hクリニックの院長が来局し、薬局でショートミーティングを行っています。議題について検討、シェアし、薬局からクリニックへ同行受診するなどして、顔の見える関係づくりに取り組んでいます。

2.地域の薬局との連携

地域薬局との連携

時間外緊急連絡先をご用意し、業時間外でもご相談いただけるような体制をとっています。
時間外緊急連絡先でご連絡がとれない場合もあんず薬局さんと連携し対応いたします。

3.患者さん・地域の方へのきめ細やかな個別対応~すべてのひとを対象に~

with 地域住民 地域の社会資源

(1)こどもの患者さんから

  • 発達障害の相談 →市町村窓口・関係機関・専門職につなぐ
  • 病気の相談 →薬局セミナーの開催・オリジナルパンフのお渡し
  • 子育ての悩み相談 →読みやすい本の紹介

(2)おとなの患者さんから

  • 認知機能低下 →自宅訪問しアウトリーチ・行政につなぐ
  • 健診後の専門医受診 →背景のききとり同行受診
  • 個別対応 →地域のサポーター・見守りにつなぐ

4.イベントの企画・開催

津田歯科医院の発達に関する取り組みと連携

  • 運動塾
  • 津田歯科取り組み1
  • 津田歯科取り組み2

「発達障害の特性理解と具体的支援について」セミナーと連携~自立をめざして~

セミナーと連携

5.認知症の人への支援

早期発見・困りごとへの支援

認知症の早期発見 生活の困りごと

地域で多職種連携し認知症をサポ―ト

地域連携薬局
専門医療機関連携薬局
健康サポート薬局

■認知症のタイプに応じた対応・服薬指導
■病院・クリニック・地域のケアマネージャー等とのスムーズな連携

シームレスな医療と社会福祉サービスの地域連携
住み慣れた地域でその人らしく、安心して暮らせる町をめざす

6.新型コロナウイルス感染症への対応

コロナへの対応

2021年5月から コロナワクチン個別接種スタートしています。
認知症・ひとり暮らしの方・外国人へのサポートにも取り組んでいます。

具体的な取り組み

コロナへの対応2
  • 個別接種ご予約サポート
    お手伝い申込書・同意書作成
  • スーパーのカウンターにチラシ設置
  • ベトナムネットワークで紹介(キーパーソンとのつながり)
  • 接種券を預かり薬局のパソコンから予約(前日に確認電話)
    【対象者】ひとり暮らしの方・パソコンが使えない方・認知機能低下されている方・外国から来日されてお困りの方(ベトナム・ネパール・フィリピン・インドネシア・アフリカのセネガル・南アフリカ共和国・ウガンダ・ボリビア・ペルー・ブラジル)
  • 2022年オミクロン株到来で~ベトナム語版のパンフ作成・英語で説明、見える化・ユニバーサル仕様に

7.外国人支援

外国人支援

つだ薬局のある加東市内(加東市人口40,265人)には、外国人の方が1,500人(2022年5月末)、内ベトナム人(7割)1,061人 、ボリビア人12人がいます。
このような地域特性から、外国人支援も行っています。

具体的な取り組み

  • 「にほんであかちゃんがうまれたら~にほんにやってきたら~」サポート
  • 通訳との連携(兵庫県教育委員会多文化共生サポーター)
  • 学校支援から生活支援~インクルーシブ・包摂~みんないっしょに刻々と変化する状況・リアルニーズに対応しながらつながり→ネットワーキング